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ついに『宮城野』を観る。

兵芸でたった一日、一回だけの上映会とトークセッション。

映画 『宮城野』
原作:矢代静一 監督:山崎達璽
出演:毬谷友子、片岡愛之助、
    樹木希林、佐津川愛美、國村隼、他

宮城野

なんか不思議な雰囲気。
映画にしては奥行きがなく、舞台にしては簡素。
ぎょぎょっ。 突然、登場人物が人形に変わり、
人が動かすので指が映る。 
セットが良く観ると張りぼて。
かと思えば黒子が登場。
池の背後にとってつけたような戸板。
うーむ、なんなんだろうか。
浮世絵仕上げにしたかったのだろうか。
斬新と言えば聞こえが良いが、
それにしてはいささか粗っぽい。

 



愛之助さん演じる矢太郎は、
写楽とおぼしき人物のにせ絵を書いている。
いかなる人物でどんな雰囲気なのだろうかと
待ち侘びること約3年。 ようやく観れたよー。
そう若くもない女郎、宮城野のところへ
ただで入り浸る金も名誉もない男。
「お前の絵には魂がないんだよ」と師匠に馬鹿にされ、
師匠、写楽を絞殺してしまう。
まるで抜け殻のように宮城野のところへ転がり込む。
「殺っちまったのかい」と宮城野に見透かされ動揺する矢太郎。
舞台ではこの台詞のところから始まる二人芝居なのだとか。
けれども矢太郎は宮城野と一緒になる気などさらさらない。
そうとわかっていながらも罪を被って処刑場に晒される宮城野。
殺しの証拠は写楽の一枚の絵。
その絵の名もまた「宮城野」。

矢太郎は、どこか暗くて影のある、
どこか胡散臭さも持った男という雰囲気だった。
なかなか面白い役だが、喜怒哀楽が少ない分、
印象が薄いのが残念か〜。
けど、夜鷹を助けて介抱してやり、
宮城野と名をつけてやるのは矢太郎よ。
「私は臭いかい」と聞かれ、臭いを嗅ぎ「いや」と答え、
「心が臭いんだって」と宮城野、「俺も心が臭いからわからねえ」と
答えるシーンは矢太郎に優しさを感じて良いシーンだった。
これまた声が良いんだよね〜。
それにしても國村隼さん演じる写楽との関係がよくわからない。
キャストは他に、樹木希林さん、佐津川愛美さん。
それぞれに良い味を出しつつも、重要さを感じない。
台詞が少ない。 それは嫌いじゃない。
けど、そんな中で一人語りのごとく喋るのが宮城野。
何と言っても宮城野なんでしょう。
雲のような掴み所のない、ちょっと落ちぶれた感を
漂わせながら、妖艶で小悪魔的な雰囲気。
毬谷友子の魅力満載というか、
毬谷さんの毬谷さんによる毬谷さんのための映画。
そんな印象だった。


終わってからの演出家の西沢栄治さんと毬谷友子さんの
トークセッションは面白いんだけれど、なんだかなあ。
私は片岡愛之助のファンです。
っと、今更言うことでもないが・・・
正直、彼が出ていなければ、観ることはないだろう作品でした。
共演者の印象、エピソードなど少しくらい話してくれるのかと
期待したが、そう期待するのは間違いか。
「矢代静一作品を語るトークセッション」という背後の文字を
見ながら、そうか、そうなんだ。と言い聞かせつつも、
ちょっぴり寂しい気分を味わった。
濡れ場シーンの相手に気心の知れた役者さん4人に
顔は映らないよ、と言いながらも快く出演してくれたことを
嬉しそうに話すのに、一番絡みの多かった愛之助さんのことや、
國村さんら共演者のことを一言もおっしゃらない。
お父様が大切にされていた作品で、ご自分にとっても
思い入れのある、大切にしたい作品なのだということはよくわかった。 
けれど、ひとりで作ったわけではなかろう。
「また舞台でもやりたい」との発言に、お相手はどんな方が?と
いう質問に「若くてイケメン!」っと即答。
ここで初めて愛之助さんのことを・・・
「今回共演した愛之助さんは・・・、なんていうか」と笑いつつ、
「とてもしっかりした方だったので」と言葉を選んだ様子でしたが、
老けてると? うぐっ・・・。 
まあ、年増女郎と、お金も払えない若い絵師というには、
あまり年の差を感じさせないところはあったよ、ええ、確かにね。
え? コメント、そんだけ? 愛ちゃ〜ん、悲しいよお。
映画だけ観て終わってれば心の残り方が違ったかもしれない。
というより、やはり舞台が、一人舞台だと雰囲気がいいのかも・・・。

それにしても「あれ」って・・・、何なん?




於: 2010/03/21 兵庫県立芸術文化センター(中ホール)

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