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『義賢最期』@こんぴら歌舞伎大芝居

この日は肌寒いものの、太陽が射しているので、
風がなければ少しは暖かかった。

愛之助のぼり

順不同だけれど、やっぱり、これでしょう。

『義賢最期』。

『源平布引滝 義賢最期』 (よしかたさいご)
木曽先生義賢:片岡愛之助 / 小万:市川亀治郎 / 進野次郎:中村亀鶴
待宵姫:中村壱太郎 / 葵御前:上村吉弥 / 多田蔵人行綱:中村翫雀





義賢最期

平家の世にあって、密かに源氏復興を願う木曽義賢。 
その気持ちを隠さねばならない苦悩が胸を打つ。
義賢の後妻で彼の子を身ごもっている
葵御前は吉弥さん。 普段も柔らかい雰囲気だけれど、
お化粧して衣装をつけるとホンマに女性に見える人。
愛之助さんとも全く違和感のない夫婦を演じている。
そして前妻の娘、待宵姫は壱太郎くん。
若々しくて可愛い雰囲気。
どちらも義賢の身を案じる姿がいとおしい。
待宵姫と恋仲の折平は翫雀さん。 奴姿。
実はこの折平、妻子のある身。
舞台はその妻、小万と息子の太郎吉、小万の父
九郎助が館へやってくるところから始まる。
小万は亀治郎さん。 九郎助は橘三郎さん。
太郎吉くんが可愛い。

平家の軍勢が放つ矢の攻撃を払いながら、
義賢の大きくて分厚い動きにくそうな衣装にもかかわらず、
立ち回る姿がしなやかで美しくもあり、そして切なくも見える。
そして、窮地に立たされる。
見せ場のひとつ、襖を二枚の襖で支え固定し、
その上に乗っかり、そのまま右へ倒れていくという
「戸板倒し」。

2枚の襖に支えられた襖の上に立ったときに
どよめきと拍手が。
天井からぶら下がった紋の提灯に届くんじゃないだろか・・・と、
ドキドキしながら観ていたが・・・、あ、届かんかった・・・(苦笑)
仁左衛門さんだったら届いていたかも・・・(いや、ホンマ)

そして、支えていた人間がいなくなったかと思うと、
ふわ〜っと横に倒れ・・・、思わず客席から恐怖に近いどよめきが・・・。
バーーーンッ!!っと外にまで聞こえるのではないかと
思うほどの大音響で一気に襖は倒れるが、
彼は力強く、よろめくことなくそこに立ち続けている。
強烈な衝撃と迫力。
うおーっ、きゃーっと、大歓声!! 
感動で胸踊り、身体が震えました〜。

瀕死の義賢を気遣い、行きかけては戻って介抱する
小万の優しさがこれまた胸を打つ。
こういう亀治郎さんの雰囲気は好きだなあ。

そしてもうひとつの最大の見せ場、「蝙蝠の見得」と
呼ばれる大紋姿で両腕を広げたと思ったら、
階段めがけて身体ごと前へ倒れ崩れる「仏倒れ」。

「我は滅びようとも、源氏は滅びん!」とでも
言わんばかりに大きく手を広げ、そのまま階下へ
どうっと倒れこむ。 ここでも大歓声!!
ここで幕となる。 
何度観てもすごい演出だ。 涙が出そうになる。

愛之助さんは、あの頃よりも確実に成長していた。
一段と大きく見え、余裕に溢れていた。
声にも深みが増し、重さがあった。
義賢の心情を上手く表現していた。
仁左衛門さんから継承した彼の『義賢最期』を、
いつかまたどこかで観ることが出来るだろう、そう確信した。 
本当に格好良くて、素敵でした。
惚れ直しました。


我ながらベタベタ褒めか〜。 ははは。
怪我してないかしら、との不安も、元気に颯爽と
出てくる太郎冠者の姿にホッとするのだった(笑)

 

 


於: 2010/04/14 金丸座
 

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