PROFILE
CATEGORIES
SELECTED ENTRIES
RECENT TRACKBACK     (TBは認証待ちにしています)
RECOMMEND
旅をする木 (文春文庫)
旅をする木 (文春文庫) (JUGEMレビュー »)
星野 道夫
文春文庫
☆故動物写真家の著者の自然体で、
ピュアな人柄から、命の尊さ、
自然の大切さを感じさせられる
温かい言葉の数々。それはまるで
手にした者に宛てた手紙のように☆
RECOMMEND
RECOMMEND
Beauty うつくしいもの [DVD]
Beauty うつくしいもの [DVD] (JUGEMレビュー »)

☆久しぶりに「新口村」のシーンを
観たいな…。そしていつかこのお二人の
舞台での「新口村」も…☆
RECOMMEND
RECOMMEND
パコと魔法の絵本 (幻冬舎文庫 せ 3-1)
パコと魔法の絵本 (幻冬舎文庫 せ 3-1) (JUGEMレビュー »)
関口 尚
☆言わずと知れた、大王後藤ひろひと
作・演出の舞台を映画化された本。
笑って泣ける切なく素敵なお話☆
RECOMMEND
築城せよ! [DVD]
築城せよ! [DVD] (JUGEMレビュー »)

☆武将に身体を乗っ取られた
フラぼんは? 武将の野望とは?!
片岡愛之助主演のコメディータッチな
タイムスリップ劇。
ダンボールの城は圧巻です!
RECOMMEND
愛之助
愛之助 (JUGEMレビュー »)
片岡愛之助
☆歌舞伎役者、片岡愛之助の
初写真集!☆
RECOMMEND
歌舞伎修業―片岡愛之助の青春 (生活人新書)
歌舞伎修業―片岡愛之助の青春 (生活人新書) (JUGEMレビュー »)
松島 まり乃
☆愛之助さんにハマった随分前に
読んだが、まさか絶版になったのか?
高値がついててびっくり。けど、彼の
生い立ちから愛之助になるまでが
書かれてあるので貴重と言えば貴重。☆
RECOMMEND
父と暮せば (新潮文庫)
父と暮せば (新潮文庫) (JUGEMレビュー »)
井上 ひさし
☆舞台も映画も観てないけれど、
あることがきっかけで読んだ。
広島で被爆した父娘の物語だが、
娘の心の葛藤が描かれた戯曲。
重いテーマながら父と娘の会話が軽妙で
温かい気持ちにさせられる☆
RECOMMEND
古典芸能 (あたらしい教科書 13)
古典芸能 (あたらしい教科書 13) (JUGEMレビュー »)

☆歌舞伎、狂言、能、文楽、落語を
生業としている方たちの対談を通して
古典芸能を知る初心者向けの本☆
ARCHIVES
OTHERS

<< いざ、琴平へ!@こんぴら日記 | main | こんぴらの朝は早い@こんぴら日記 >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

- / - / - /
こんぴら歌舞伎大芝居 〜夜の部@こんぴら日記

『第二十三回四国こんぴら歌舞伎大芝居』
夜の部:『傾城反魂香』、『ご挨拶』、『男女道成寺』

金丸座

天保6年(1835年)に建てられた、日本最古の芝居小屋。
初めて足を踏み入れた金丸座。
思ったよりも狭くてこじんまりとした小屋。
中はひんやりとしていて、少し寒いくらい。
(小屋内の撮影は禁止とのこと)



夜の部

ワンランク下の席なので、枡席ではなく青田組と呼ばれる一画の隣、
仮花道の終わりの一画。 何故だかどうも関係者席っぽい。
12人座りなのだが、がらんがらん。一段上がっていて、丁度舞台と同じ高さで
客席を見下ろすので、ここはお大尽席?と錯覚するくらいなんか不思議な席。
この小屋、狭くて小さいので、一番後ろでも充分見える。

夜の部:
『傾城反魂香』(けいせいはんごうこう)
浮世又平:翫雀 / 狩野雅楽之助:扇雀 / 土佐修理之助:亀鶴 / 
百姓 米右衛門:寿治郎 / 百姓 鎌作:鴈童 / 百姓:鴈大、鴈祥、扇之助 /
北の方:鴈乃助 / 土佐将藍:竹三郎 / 又平女房おとく:藤十郎

昔宮中に出入りする絵師だった土佐将藍(竹三郎)の住まい。
百姓たちが虎に田畑を荒らされたので虎狩りをし、この薮まで追い込んだと
いうが、日本に虎などいるハズもなく、この虎は狩野四郎二郎元信が描いた
ものだと見極め、将藍は絵筆で消そうとすると、修理之助(亀鶴)が、消したいと
申し出、見事に虎を消し去る。 それを見て将藍は修理之助に土佐の苗字と
印可の筆を与えると告げる。 生まれつき口が不自由な又平(翫雀)が土佐の
苗字を許してもらおうと女房のおとく(藤十郎)と師将藍(竹三郎)のところへ
やってくるが・・・。


上手く喋れない又平に代わって、おとくが彼の口となり喋りあげるところが
痛々しくも「愛」を感じる。 必死で喋ろうとする又平の口調は悲しい筈なのに
笑わせようとしている部分もあって、胸がつまりながらもヘラヘラしてしまう。
亀鶴さんの修理之助は若々しく凛々しくてよい。 
扇雀さんの雅楽之助は少々弱っちい感じ、やはり女方で観たいお人です。
又平とおとくのちょっと泣かせる良い場面で中座した観客の一人が、仮花道で
思いっきり大きな音をたててコケてしまうハプニングがあって、笑いとざわめきが
起き(舞台上でも気づいたハズ)、また、その人が帰ってきて四つん這いになった
かと思ったら、匍匐前進で戻っていったのには、笑いを堪えるのに必死だった。
又平が手水鉢に描いた自画像が、通り抜けて反対側にも浮き出ているのを
発見する少々くどい(?)演技にも、「長いなあ」と大胆に突っ込んだり、
とにかく好き勝手だ。 狭い分、小声でも聞こえてしまうんだな、これが。 
そんなハプニングも何故か新鮮でどこか大衆っぽい匂いが微笑ましくもある。
又平の「ちゅ、ちゅ、ちゅ、ちゅ、ちゅりのちゅけー!」 も頭から離れない。 
悲しいんだか、面白いんだか、もう、なんでもあり、だ。


『ご挨拶』
藤十郎さんの裃姿でのご挨拶。
毎回変えるそうだが、一度しか拝見しないので定かでない。
扇雀時代以来17年ぶりの金丸座ご出演なのだそう。
つまり、鴈次郎時代は一度も出ていなかったのだとか。
「出してもらえなかった」とおっしゃっておられたが(笑)
金刀比羅宮に奉納されたご夫婦の玉垣が、台風で倒れたとかで
しかもご自分のだけが。 奥様のは、びくともせず。 さすがです。
またちゃんと立ててもらって今は二人仲良く(?)並んでいるそうです。


『男女道成寺』(めおとどうじょうじ)
白拍子花子:孝太郎 / 白拍子桜子実は狂言師左近:愛之助
所化 謹請坊:薪車、東方坊:鴈乃助、喜観坊:扇乃丞、仙念坊:松之亟、
   青龍坊:鴈成、清浄坊:鴈洋、白龍坊:翫之、市念坊:竹雪

道成寺の鐘伝説を基にした「道成寺もの」のひとつ。
新造された釣鐘を拝みたいと白拍子花子(孝太郎)と桜子(愛之助)が現われる。
女人禁制だが、舞を舞うならば、と所化は許す。
舞の途中で、金冠が取れた桜子が男とわかる、彼は狂言師、左近。


”きいたか、きいたか” 所化が現われる。
そう言いながら先頭を行くのは薪車さん。大きな所化だよ〜ん。
ちゃんとした(?)女方で愛之助さんを観るのは初めてだった。
とても可愛らしい。 
でも、動きはやっぱり孝太郎さんの方が柔らかくてしなやかだよね。
途中からは男だとバレるので、いきなり動きがおっさんになるが。
左近姿は若々しく美しく爽やか〜。
この間の『浪花花形歌舞伎』での「かさね」の時も感じたが、
二人の息が上手く合い、自然な雰囲気が感じられとても良い。 
柔らかな品があり、観ていて心地良い二人だった。
孝太郎さんが、この間から、踊りにしても、所作にしても、
表情にしても、台詞にしても、とても良いなあ、と感じる。 
とてもキレイになった。 なんか楽しみな二人だ。
千壽郎くんとか千蔵さんは後見で、この演目のみなんだよね。
じっとしてられないよねー。持て余すよねー。


18時すぎに終わるので、時間がたっぷりある。
ホテルへ戻り、夕食をたらふく食べ(って食べきれへんけど)、
念願の温泉へざぶーん! く〜〜っ、はぁ〜〜、至福の時。
久しぶりの旅気分♪ 歌舞伎を観て温泉に入れるなんて贅沢!
おやすみ〜。

(2007/04/19)

こんぴら日記2007 / - / trackbacks(0) /
スポンサーサイト
- / - / - /
この記事のトラックバックURL
http://pulun-haneul.jugem.jp/trackback/399
トラックバック