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七月大歌舞伎【昼の部】@松竹座

連日の猛暑。
けど、今日こそは掃除に徹する!と言うことで、
時折水分補給しながらもヘトヘト〜。
ご褒美に551のアイスを食ったー。おいちかったー。


さてさて、16日に観た「七月大歌舞伎」の感想なんぞ、
ちまちま書くとするか。


(ネタばれあり)

春調娘七種 
  『春調娘七種』
  曽我狂言の舞踊。
  曽我と言えば十郎、五郎?みたいな
  なんか良くわからずただただ、十郎の
  菊之助さんがキレイだなあ、お父様に
  似ているなあなどと観ていた。
  それにしても・・・、
  お正月の七草粥の準備って・・・
  外はギラギラの夏真っ盛りと言うに。



木村長門守  
  『木村長門守 血判取』
  大阪冬の陣、勅命により豊臣家と
  徳川家の和睦が結ばれたとな。
  家康(左團次)のところへ和睦の神文を
  受け取りに来たのは木村長門守(我當)と
  郡主馬之助(進之介)。
  馬鹿にされつつもぐっと堪え、ようやく
  血判を取ったものの、なんだか家康には
  スッキリしないものが・・・。

休憩時に母が「長門守は騙されてへんよね?」と言ったので、
「血判を取ったし大丈夫でしょ(笑)」と答えながら、
わからなくもないなあ、その気持ち、と思ったのだった。


伽羅先代萩  
  『伽羅先代萩』
  ある場面がなくて通しとまではいかな
  かったけど、見応えのあった演目。
  『花水橋』では、足利頼兼(菊之助)が
  襲われそうになったところに駆けつける
  のはお抱えの相撲取り絹川谷蔵(愛之助)。
  絹川なしでも結構強い頼兼なんだけれども、
  紫の衣裳でほわんとした麗しい雰囲気を
  かもし出していた。 絹川は肉襦袢で
  かなり大きく見えたが、タイツまで
  肉襦袢モコモコで〜、子供みたいで可愛い。

舞台はがらりと変わって『御殿』の場へ。
鶴千代、千松が可愛い。 鶴千代役の子の声が時折ふにゃと
なるので、がんばれっ!と心の中で声援を送る。
いきなり、お家横領を企む山名宗全の奥方、栄御前(秀太郎)が
やってきて鶴千代にお菓子を勧める。
二人が遊んだり、政岡がお米を研いだりする場面がないのねん・・・。
お腹が空いても我慢出来ると言いながら、政岡に甘える千松が
いじらしくて親子らしくて好きなシーンなのに・・・。
毒味をと、千松が食べて苦しみだしたのを見た八汐(仁左衛門)は、
毒が入っていたとバレてはまずいと、頼兼の嫡子・鶴千代の御前で
なんという無礼者!と、すかさず千松を刺し殺してしまう。
何度も刺すという残酷さ。 母がキライな演目というのはわかる。
私達の席からは八汐の身体で千松を刺すところが隠れていたのが幸い。
(売られていた舞台写真はえげつなく・・・)
我が子を殺されようとも声一つあげない政岡(藤十郎)に、栄御前は
前もって千松と鶴千代をすり替えたんだろうなどと言うありさまで、
謀反の連判状を渡す。 
一人になった政岡。 皆が居なくなったことを確認しながらもすぐには
千松のそばには行かない。 ただただ涙を流す。 
一瞬汗がしたたっているのかと思ったが、藤十郎さんは泣いていた。
そして千松の傍に行き、「でかしゃった、でかしゃった」と鶴千代を
守った我が子、千松を胸に強く抱きむせび泣く。 がなじい・・・。
それもつかの間、八汐がいきなり斬りかかってきたが上手くかわし、
逆に仕留めるが、連判状はいきなり出てきた大鼠に取られてしまう。
場面は、『床下』となり、床下に逃げ込む鼠を荒獅子男之助(松緑)が
取り押さえ、額を斬るが逃げられてしまう。
すっぽん(床下)に逃げ込んだやいなや、煙が立ち込め、そこから
現れ出でし、妖術で鼠に化けていた仁木弾正(仁左衛門)。
この時の様子は先日書いたとおり。 息を呑む存在感の大きさよ。
額には先程男之助に切り付けられたキズがある。
あたりは薄暗く静まり返り、ゆらゆらと揺れる蝋燭のあかりが
弾正を浮かび上がらせ、その恐さと不気味さを倍増させる。
休憩になりいきなり現実に引き戻されるが、暫し放心状態。
母と顔を見合わせ、「観た?今の」、「観た」、「鳥肌ものやね」と。
そして「対決・刃傷」へと。
渡辺外記左衛門(左團次)らと仁木弾正の足利家のお家横領の騒動は
幕府によって裁かれることに。証拠の証文などを色々と出してみるものの
黒幕である山名宗全(團蔵)が立ち合いなので、どうやっても不利。
外記左衛門の息子の民部(愛之助)が「父上!父上!」と必死で
持ってくる証文も途中でちぎれてしまって・・・、えー、切れてるんかい、
せっかく息せき切って走ってきたのに、がっくりやん・・・。
弾正に勝訴の裁決を下さりかけたところに、正義の味方?!細川勝元
(菊五郎)が現れ、ついに弾正は敗訴となる。 
勝元と弾正の掛け合いとなるが、先程から弾正の妖術にかけられ、
夢か現か幻かの世界にいたような私の感覚とは別に、夢うつつな民部・・・?
珍しくゆらゆらしていて、時折目が・・・、大丈夫? 気のせい・・・?
子供みたいな顔してたけど、なんだかハラハラしたで(苦笑)
最後の抵抗に外記左衛門を斬りつけようとする弾正。
外記左衛門に馬乗りになって押さえつけるその力強い姿が、
野獣的で恐ろしくもあり、妙に色気もあり、そんな仁左衛門さんを
観るのが初めてで、ゾクッとした。
が、周りに阻まれ民部の手を借りてついに外記左衛門に弾正は討ち取られる。
斬られ、もがき、そしてついに息の根を止められ絶命しながら、
高々と持ち上げられいなくなって尚、そこにはずっと余韻が残っていて、
いつまでも弾正の姿が脳裏から離れなかった。






於:2008/07/16 松竹座

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